あなたの仕事における幸福度はどのくらい?

08/28/2018

企業のご担当者様向け求職者様向け注目・その他

米国最大の調査会社のひとつであるGallup(ギャラップ)社が、2017年に、世界各国のビジネスパーソン1300万人を対象に行った「社員エンゲージメント」を測る調査によると、日系企業は「熱意あふれる社員」の割合が6%(米系企業は32%)と低く、調査対象の139カ国中132位と最下位クラスだったそうです。「社員エンゲージメント」とは、社員が会社や職場に感情的に結びつき、熱意を持って仕事をしている状態かを測る指数で、これが福利厚生や給料に対する満足度などよりも業務パフォーマンスに強く関係しているとも言われています。
同社によると、この「社員エンゲージメント」は次の12項目の質問に、1~5点のスコアをつけることによって測定できるとのこと。みなさま、ご自身のスコアリングはいかがでしょうか?

「社員エンゲージメント」調査における質問事項

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている

Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている

Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている

Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした

Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ

Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる

Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ

Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる

Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている

Q10:職場に親友がいる

Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた

Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

(参照:Gallup 社オフィシャルサイト www.gallup.com

上記の質問を見る限り、私たちのエンゲージメントを左右する大きな原因は、上司や日々職場で接する同僚であることは確かのようですが、それと同時に私たち自らが、自律的に、自発的にどのように会社とコミットしていくかを考えて行動することも大事なエンゲージメントの要素であるとも感じます。またもし管理職というポジションであるならば、これらの質問内容を意識してマネジメントすれば、チームのやる気は大きく変わるかもしれません。

また、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長・教授 兼 慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長 前野隆司氏によると、「幸せな社員は不幸せな社員よりも、創造性は3倍高く、労働生産性は1.3倍高い」という研究結果もあるとか。

(参照:慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 www.sdm.keio.ac.jp/voice/maeno.html

社員同士がお互いを認め合い、高めあい、切磋琢磨するようなカンパニーカルチャーをつくることができれば、その結果として、生産性が向上し、企業力もアップするということでしょうか。今回ご紹介した米国ギャラップ社の「社員エンゲージメント」は、あくまでひとつの指標に過ぎませんが、自分自身も、職場の同僚も、そして企業も幸せになれるような、職場環境を目指してまいりたいですね。

 

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