JETRO「米カリフォルニア州政府、19郡にレストランの屋内飲食などの停止を命令」

07/06/2020

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米国カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事と同州公衆衛生局は7月1日、新型コロナウイルスの感染状況が悪化している州内19郡に対して、レストランの屋内での飲食提供やバーなど一部のビジネスを即時、再閉鎖するよう命じるガイダンスを発表した。

再閉鎖の対象地域

命令の対象となった19郡(注1)は、カリフォルニア州の南から北まで広範囲にわたる。再閉鎖の対象となるビジネスは、レストランの屋内の飲食提供のほか、ワイナリーと試飲コーナー、映画館などの屋内営業。さらに、バーやパブなどは屋外・屋内ともに閉鎖対象となる(注2)。これらのビジネスは、少なくとも3週間の閉鎖が求められる。カリフォルニア州政府は、今回のガイダンスに先立ち、6月28日にロサンゼルス郡など7郡に対してバーなどの閉鎖命令を出していた。

カリフォルニア州、新規感染者数増加傾向

カリフォルニア州では、新規感染者数が増加傾向にある。公衆衛生局のデータによると、7月1日時点の累計感染者数は24万195人で、過去2週間の新規感染者数は7万9,096人と前月から倍増している。同期間の新規感染者の3分の1はロサンゼルス郡で確認されている。同郡では、5月29日にレストランの店内飲食提供(2020年6月3日記事参照)が、6月19日にはバーの再開が可能となっていた。

サンフランシスコ市、マリン郡、アラメダ郡も一部のビジネスの再開日程を後ろ倒しに

今回のガイダンスの対象となっていないサンフランシスコ市・郡ではこれまで、6月12日からレストランの屋外での飲食提供、15日からは小売店の店内営業や全ての製造業、倉庫業、物流業、1部のオフィス勤務などの再開が可能となり、段階的に経済再開が進められてきた。また、29日に再開を予定していたバーの屋外営業や理美容院などは、26日に独自に延期が発表された。

また、サンフランシスコ周辺のマリン郡やアラメダ郡なども、一部のビジネスの再開日程を後ろ倒しにすることを発表している。

(注1)コントラコスタ、フレズノ、グレン、インペリアル、カーン、キング、ロサンゼルス、マーセド、オレンジ、リバーサイド、サクラメント、サンバーナーディーノ、サンホアキン、サンタバーバラ、サンタクララ、ソラノ、スタニスラウス、トゥーレアリ、ベンチュラの19郡。

(注2)19郡での各ビジネスの再開状況は異なる。ソラノ郡など一部の郡では、レストランの屋内飲食は5月末から可能になっていた。

(石橋裕貴、栗山藍)(米国)

JETROビジネス短信:https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/07/b6963d22aadc109a.html

以下、ジェトロ「日本食レストラン等向け支援相談窓口」専門家、百瀬慶広によるビデオ解説です。

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