第13回「リクルーターコラム」:アメリカでの一般的な福利厚生②

08/04/2017

お役立ちコラム求職者様向け

アメリカの健康保険について

前回のコラムではアメリカで就職した際の福利厚生に関してざっくり説明させて頂きましたが、今回はそのうち、健康保険を掘り下げていきたいと思います。

健康保険

アメリカの医療費は日本と比べ物にならない程高額です。

保険無しで気軽に風邪を引いたとお医者さんに診てもらうと、$100-300位請求されます。抗生物質なぞ処方してもらったら別途で$100近く…と、常識を脱した金額になります。ですから健康保険加入は必然ですよね。

しかしその保険料も異様に高額です。基本アメリカの健康保険は日本と違って「雇用ベース」で加入します。正社員として雇用された場合、企業側の提供する健康保険に加入できます。企業によって毎月の保険金の自己負担額が変わってきますが、従業員分を全額負担して下さる日系企業さんは意外と多いですよ。

一般的に会社に勤めると保険加入可能日は勤務初日から入れる場合と、1か月後、2か月後、3か月後と、これも企業によって様々です。

健康保険の種類

保険は大きく分けるとPPOHMOプランがあります。これらプランの違いは、「ネットワーク」です。

ネットワークとは、保険会社と契約している医者、病院、ラボ、クリニックなどの医療機関のことで、ほとんどの保険プランはそのプランが支払う医療報酬を承諾して契約している医療機関を利用しないと、保険が使えないか、患者の自己負担が増えます。

一般的にPPOはネットワーク内でも外でも保険が使えますが、ネットワーク外だと自己負担が発生します。またHMOの場合はネットワーク外は緊急事態以外は保険が全く使えないのが普通です。主治医を加盟ネットワークから一人選び、専門医にかかる場合もその主治医からの紹介が無いと診てもらえません。

これは大分前私自身が体験した事ですが、流血している位の状態でERに駆け込んだ際、私の担当医が丁度休暇にはいっており、当時HMO保険だった私は、副担当医の手が空いていないのでと、そのまま痛み止めだけ打たれて放置されること6時間程。

数名の先生が私の所に来て「ごめんなさい、私はあなたに触れないの」と言っていたのを覚えています。その夜ようやく手の空いた副担当医から手術を受け、入院一泊。翌日夕方退院したのですが、結局請求されたのはERでの$100(Co-payment金額)だけでした。

もし保険がPPOだったら当然自己負担金額はもっとかかっていた訳で、どっちが良かったのか…。

入社して健康保険加入する際には、保険の説明があるはずです。

その時にはしっかり説明を受けて自分がどういった保険に加入するのか(しているのか)を把握する様にしましょうね。

Recruiter OC, Ikuko Tatebayashi

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