就職・転職活動をスムーズにするためにできる事

06/08/2020

お役立ちコラム求職者様向け

アトランタオフィスのリクルーターが「アニス アトランタ」に毎月寄稿させていただいている「バイリンガル求職者の就職・転職情報」をご紹介します。同誌は、ジョージア州アトランタをはじめ、南東部にお住まいの日本人の皆様を対象に毎月無料でお届けしている日本語のコミュニティーマガジンです。弊社の経験豊富なリクルーターがお届けする記事をぜひご覧ください。

COVID-19により変わる働き方

COVID-19の流行により、変化した事が沢山ありますが、その中でも日々の働き方は、急激に変わらざる得なくなりました。また、今まで安定していた職業でも、予期せず不安定な状態になってしまったなど、労働に於いて多数の影響が出ています。今回は、世界最大のクラウド型顧客管理ベンダーである、セールスフォース・ドットコムが実施しているサーベーから、米国の働き方の現状についてみて行きたいと思います。

Shelter in Placeが発令された影響で、オフィスの勤務から在宅勤務に切り替わった方も多くいらっしゃると思います。元々在宅勤務をしていた方は全体の13%のみでしたが、パンデミックが起きたために在宅勤務になったと答えた方は49%となります。つまり、現在62%の方々が在宅勤務をしている事になります。在宅勤務では、Webや電話を駆使し業務遂行が余儀なくされますが、業務の生産性が高まったと答えている方たちが全体の84%もいる事に驚かされます。また、遠隔であっても、同僚とのコミュニケーションもスムーズであるという回答が82%、同僚とのコラボレーションや上司とのコミュニケーションとも80%が良く取れていると回答しており、仕事上、テクノロジーを介してのコミュニケーションはスムーズに行われている様です。お互い直接顔を合わせたり、業務をしながらでも周りが何をしているかを感じ取れるオフィスでの勤務と異なり、周りが全く見えない在宅勤務ではコミュニケーションが非常に大切になってきます。目が届かなくなった事を理由に、上司が部下に対してマイクロマネージメントをしてしまうと、部下は信頼されていないと感じてしまい、仕事への意欲や会社自体への信頼を損なう原因となってしまいます。特に直接会って話せない事で、溝が深まるというケースも十分起こり得ます。実際に“信頼”が重要と考える従業員は89%となるので、在宅という状況下でどの様にコミュニケーションをするかというのは、非常に重要な要素であることが分かります。

この状況が一段落し、通常の勤務ができる様になった場合、一番懸念される事として、仕事場での衛生と安全性であると50%の方が答えています。その次に続く懸念点が、雇用の保障についてです。自分のスキルが会社が求めるものに達している、または、もし失業しても同じ様な仕事を簡単に見つける事ができるという自信のある方も半数以上いらっしゃいますが、反対に仕事を失う不安やキャリアチェンジを考えている方も多いのが現状の不安定さを表しています。自分のスキルが最新のものであると自負している方は67%いますが、このパンデミックで、仕事の性質が変わってしまったと感じている方も同じ割合でいる事から、自分のスキルと現状企業で必要とされるスキルの不一致が生まれているのかもしれません。それを解消するためにできる事は、やはり自身の知識やスキルをコツコツと増やし、できる範囲を広げていく事に限ります。特に通勤に取られなくなった30分でも1時間でも、スキルアップのために勉強をする事ができるのではないでしょうか。最近ではWebでの学習が盛んになっています。著名大学やオンライン学習提供会社が無料の講座を開設している事もあります。ぜひこの機会に自分がコントロールできる部分にフォーカスをし、自分のキャリアアップに活かしていきましょう。

参照データ: Salesforce Research – Consumer and Workforce Research Series

 

「ANIS ATLANTA」(6月号より抜粋)

Akiko Komura/Pasona NA, INC. Atlanta Office
info@pasona.com
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